昨日はビジョントレーナー養成認定2級講座を実施いたしました。
今回は3名のご参加で、看護師、作業療法士、保健師の方が学んでくださっています。
と、お話しされていました。
シートで説明しているのは「屈折異常」についてです。
私たちの目は、目の中にある筋肉で、水晶体というレンズの厚みを変化させることによりピントを調節しています。
通常は意識しなくても瞬時に、網膜にピントが合うようになっています。
このピント調節を休めた状態のときに、遠くにある目標が網膜に焦点を結ぶか、網膜より前で結ぶか、網膜より後方で結ぶかでそれぞれ正視・近視・遠視と言われます。
ところが、なにかしらの理由でこのピント調整機能に狂いが生じて、網膜にピントを結べなくなることがあります。そのことで、網膜にはピンぼけの映像しか写らず、視力が低下してしまいます。
狂いの原因は二つあります。
一つは眼球の長さ(角膜から網膜までの距離)が、通常よりも長いか、あるいは短いために、網膜にピントが合いづらくなること。
もう一つは水晶体の厚さの調節、屈折率の調節がうまくできなくなるためです。
このような状態を「屈折異常」といいます。
この状態を放置しておくと、子どもの視力の発達に障害を及ぼします。
学習や読書時の集中力にも影響してきます。
文部科学省が発表した2019年度の調査(速報値)によると、裸眼の視力が「1.0未満」の小学生は5年連続で増加し34.57%。
中学生は57.47%、高校生は67.64%で、小中高とも過去最悪の結果だったそうです。
スマホやタブレット端末の普及により、子どもの目に異変が起きています。
ビジョントレーニングにより、これら症状の改善も期待できます。
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