子どもの発達の土台を作るビジョントレーニングメソッド

ススメ!一流ビジョントレーナーへの道!!〜其の壱〜

 フリーのビジョントレーナーとして活動しています。アラフィフにして新米のビジョントレーナーのわたくし馬渡直子が、一流トレーナーを目指して奮闘する日々を徒然なるままに書き綴ろうと思います。
 一流を目指すと息巻きつつも、回り道、遠回り、横道にそれ、迷走し、かなりの珍道中になること必至。
 どうぞよろしくお願い致します。

 少し自己紹介、そして決意表明(?)を。さかのぼること約25年も前の話から、、、。

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 当時会社をクビになり、独学で保育士試験の勉強をしていた私は恥ずかしいくらいの世間知らずで、
「子育てのプロになる!」
などと、とんでもないことを考えていました。
 実際に保育士になってそんな考えが全く馬鹿げた野望(?)であることを思い知り、その後、10年近く保育士として働き、ひょんなことから療育の世界へ。
 「子育てのプロ」はとっくに諦めましたが、「子育て支援のプロ」にはまだなれるんじゃないかと密かに夢見る日々の中、ビジョントレーニングに出会います。
 
 保育士を辞めて、療育センターに勤めていた時は主にTEACCHを使った集団療育。動きの流れがスムーズになるような環境設定、個別のスケジュール、視覚支援の大切さを実践の中で学びました。
 現在は都内のABAスクールでセラピストとして1対1のセッションを通じて子どもたちの支援に携わっています。集団とは異なる個別ならではの醍醐味を味わう日々。
 TEACCHもABAも療育の世界では定番のやり方、考え方です。私が療育を生業(なりわい)とする中での土台のようなものになっています。                     

 ではなぜビジョントレーニングか。
 偶然知った日本ビジョントレーニング普及協会の初級講座には
「これからも療育を続けていく中で1つの知識として入れておこう!」
くらいの軽い気持ちで申し込みました。
 が、実際受講した後は
「なんで今まで知らなかったんだろう!?」
という焦りと
「今学ばなければいつ学ぶ!?」
という焦りと、まぁ兎にも角にも
「やらなくちゃ」
という焦りに突き動かされてすぐさまトレーナー養成講座を申し込んだのです。

 私が焦った理由。それは、TEACCHでもABAでも出来なかった事が出来るかも!と思ったから。
#それなら、早く学んだほうがいい

 TEACCHもABAもいわば対症療法です。何か問題が起きてから、それに対する改善策を見つけ実践していく。聴覚な過敏な子にはイヤーマフを、言葉でのコミュニケーションに問題がある子には絵カードを、問題行動が起きた場合にはそれを消去する手立てを、、、。
 けれどビジョントレーニングが目指すところは少し違います。つまずきの根本を改善しようとする方法論。つまずく原因が視覚(ビジョン)にある子は想像以上に多く、そこを改善することで様々なスキルが底上げされます。
 もちろん万能ではありません。ビジョントレーニングで障害が治るわけではないし、トレーニングしても効果の薄い子は一定数いる。
 それでも、大多数の子どもにビジョントレーニングは有効だと考えます。
#その理由もおいおい書いていく所存

 娘2人が成人したタイミングでビジョントレーニングに出会えたのはむしろ良かったのかも、と前向きに捉えて、さぁこれからビジョントレーナーとして邁進せねば。
 一人でも多くの子どもとその家族を笑顔にする、を目標に一流のビジョントレーナーを目指します。
 個別のトレーンングの他、幼稚園や保育園にもビジョントレーニングを普及させたいし、保育療育を学ぶ学生さんたちにもビジョントレーニングの可能性を伝えたい。
#まずは母校!

 やることは沢山ありそうです。とりあえず色んな所の扉を叩いてみることから始めましょう。1回や2回の門前払いも覚悟しなくてはいけないかも。

 さて、挑戦は始まったばかり。
以後お見知りおきを。応援していただけたらありがたいです。
 それではまた!


noteに「読む療育」書いてます↓
https://note.com/ararenko

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この記事を書いた人

"療育の世界に足を突っ込んで暫くたちます。
以前から「読む療育」としてブログを書いていましたが、ビジョントレーナーとして本格始動したのをきっかけにこちらにも投稿することにしました。
ビジョントレーニングのことだけでなく、TEACCHやABA、視覚支援とはなんぞや?そもそも療育って何?なことから、今まで出会ったお子さんや保護者とのエピソード(年齢や性別等はフィクションにします)などなど書いていきたいと思います。
どうぞよしなに。

ずっと書いているブログはこちら。

https://note.com/ararenko
(こちらからの記事も随時転載します)"

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