発達の順序を守る事は非常に大切です。
お子さんの不器用さや集中力のなさが目立ってきた場合、「感覚統合」がうまくいっていない可能性があります。
人間の感覚には、よく知られる五感(触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚)の他に、固有受容覚(固有覚)と前庭覚といった感覚があります。
固有受容覚(固有覚)は、手足の状態や筋肉の伸縮、関節の動きを感じる感覚です。
前庭覚は、身体の動きや傾き、スピードを感じます。私たちは脳で、これらの感覚から得た情報を整理したり分類しています。
これを感覚統合といいます。
感覚統合によって、感覚の調整ができるようになり、周囲の状況や自分の体の動きを把握し、道具を使いこなしたり、対人コミュニケーションを円滑に行えるようになります。
子どもには、もともと好奇心があり、自分でやってみたいという欲求があります。
経験を通して感覚をつなぐことで、積み木を積み重ねるように発達の段階を踏んでいきます。
しかし、成長過程で多少段階の順序が入れ替わったり、ひとつ飛ばしで次の段階へ行っても、その次の発達段階へ進めるようになっています。
そのため見た目では順調に成長しているように見えても、あるとき子どもの特定の行動に対して、課題を感じることがあります。
これが、感覚統合のつまずきです。
だからこそ、子どもの成長過程では、行動や言動、そして他の子との関わり方などをよく観察することが大切になります。
私たちは、乳幼児期の意味のある体験を通して、こどもの「できた!」を積み上げ、そこで得られた自信とともに、次の階段へあがっていくお手伝いをしています。
何よりも、子どもたちが興味をもって進んでやりたいと感じる気持ちを大切にしています。
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