なぜ、べすとびじょん式の支援者育成には「プロコース」が必要なのか
べすとびじょん式プロ支援者の養成では、支援者育成において初級講座で終わらせることはしません。
なぜなら、
「知る」だけでは支援者として“使える力”にはならないことを、現場で何度も見てきたからです。
初級講座は「スタートライン」
初級講座はとても大切です。
- 発達の仕組みを知る
- 視覚・身体・脳のつながりを理解する
- 支援を“感覚”ではなく“構造”で捉える
ここで多くの方が、こう感じます。
「なるほど、そういうことだったのか」
「今までの支援、順番が違っていたかも」
これは、とても良い状態です。
でも、ここはまだスタート地点です。
医師でいえば「国家試験に合格した段階」
ここで、先ほどの医師のメタファーを使います。
初級講座修了は、
医師でいえば
医師免許を取ったばかりの状態です。
- 知識はある
- 理論は分かる
- 教科書は読める
でも、
- 本当に診断できるか
- 状況に応じて判断できるか
- 想定外に対応できるか
これは、まだ別の話です。
現場では「答えのない判断」が連続する
支援の現場は、
教科書通りには進みません。
- 昨日はできたのに今日はできない
- 家庭環境で反応が変わる
- 気分・体調・成長段階が毎日違う
この中で必要なのは、
知識よりも判断力です。
そして判断力は、
講義では身につきません。
プロコースは「腕前」を育てる場
べすとびじょん式のプロコースは、
- 新しい知識を詰め込む場
- 資格を増やす場
ではありません。
プロコースの目的は、
支援者としての「腕前」を育てることです。
- 見立てが合っているか
- 手順は適切か
- 今はやるべきか、待つべきか
これを
自分の頭で考え、判断できる支援者に育てます。
なぜ「実践」と「振り返り」が必要なのか
名医が名医になる理由は、
症例をたくさん見ているからです。
ただ数をこなしているのではなく、
- なぜそう判断したのか
- 結果はどうだったのか
- 次はどうするか
これを繰り返しています。
プロコースでは、
- 実際の支援事例
- うまくいったケース
- 迷ったケース
- 失敗したケース
すべてを学びに変える仕組みがあります。
一人でやると、自己流になる
初級講座のあと、
自己流で現場に戻ると、
多くの支援者がこうなります。
- 分かった気になる
- 合っているか分からない
- 不安を抱えたまま続ける
これでは、
支援者自身が疲れてしまいます。
プロコースは、
一人で迷わないための場でもあります。
プロコースがあるから、子どもが守られる
見立てが甘い支援は、
- 効かない
- 逆効果になる
- 子どもを混乱させる
ことすらあります。
だからこそ、
べすとびじょん式では
「できるようになってから現場に立つ」
のではなく、
現場に立ちながら、見立てを磨く
この順番を大切にしています。
支援者を「消耗させない」ためのプロコース
プロコースを受けた支援者は、
口をそろえてこう言います。
- 「迷わなくなった」
- 「やることが減った」
- 「子どもを見るのが楽になった」
これは、
支援者がサボっているからではありません。
見立てが合うと、無駄な支援が減る
からです。
べすとびじょん式がプロコースを用意する理由
それは、とてもシンプルです。
- 支援者を量産したくない
- 名前だけの資格を増やしたくない
- 現場で困る支援者を生みたくない
本当に子どもにとって必要な支援者だけを育てたい
その想いから、
プロコースという形を取っています。
プロコースは「選ばれた人のため」ではない
誤解してほしくないのは、
プロコースは
特別な人のためのコースではないということです。
- 学歴は関係ありません
- 経験年数も問いません
必要なのは、
- 子どもをよくしたいという気持ち
- 自分の支援を見直す勇気
- 成長し続けたいという姿勢
それだけです。
まとめ|プロコースは「支援者としての責任」
支援は、
人の人生に関わる仕事です。
だからこそ、
- 知っているだけ
- やっているつもり
では、足りません。
べすとびじょん式のプロコースは、
支援者としての責任を果たすための学びの場です。
名医のように、見立てで支援が変えられる支援者を育てる。
それが、プロコースが必要な理由です。
プロコースが育てるのは「総合力」です
べすとびじょん式のプロコースは、
一つの技術だけを上手にする場ではありません。
現場で本当に結果を出す支援者に必要なのは、
単発スキルではなく“総合力”だからです。
たとえば同じトレーニングをしていても、成果に差が出るのは
「何をやったか」より、次の力が揃っているかどうかで決まります。
- 見立て:この子の困りの原因はどこか。今、何が優先か。
- 支援設計:順番・量・負荷・ゴールを組み立てられるか。
- 親支援:家庭で続く形に落とし込み、安心を増やせるか。
- 声かけ:やる気と安全を守りながら、挑戦を引き出せるか。
- チーム連携:職員・学校・他機関連携で支援が途切れないか。
- 倫理:子どもファーストで、越えてはいけない線を守れるか。
この6つはバラバラではなく、セットで働いて初めて
「支援として強くなる」ものです。
だからこそ、プロコースでは 総合力として鍛える必要があります。
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