ビジョントレーニングってどんな事してんの？③　「固有受容編」

こんにちは
児童発達に役立つビジョントレーニング実践法「べすとびじょんメソッド」代表の久保田です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は、児童発達に重要な【固有受容感覚】についてのトレーニングをご紹介させて頂こうと思います。
【固有受容感覚】は、あまり馴染みのない言葉だと思います。

難しく言うと、筋肉や腱、関節の中にも感覚センサーはあり、それらの総称として「固有覚」と言います。なんだか、分かりにくいですよね

【子どもの発達中の固有受容】
■おにぎりを食べる
■牛乳パックを持つ
■積み木を積む
■木に登る
■重いー軽いーの認識

これらの、感覚を固有受容と言います。では、この感覚教える事ができますか

とっても表現が難しいですし、幼稚園でも学校でも教わる事ではないですよね・・・

でも、この感覚というのは生きていく上でとても重要であり、また経験で育つものなのです。
そして、発達につまづきの多い子どもさんにはこの感覚が未発達のお子様が多いことも事実です。

でも、経験すれば発達するのだから大丈夫ですよね
今はまだ育っていないだけです

べすとびじょんメソッドはこの発達を育てる遊びのようなトレーニングを行っています。

私どもがいつも大切にしていることは、支援する方や親御さんが子どものできない事に目を向けるのではなく、できない事を観察することです。

■なぜできないんだろう
■どの感覚が未発達なんだろう
■どんな経験を積めばいいんだろう

という、見立てをたてることだと思っています
そうすると、支援に困ったり・イライラしなくなります。そして声のかけ方も変わってきます。

すると、子ども達に大きな変化が現れます。とても肯定的に色んなことにチャレンジできる子になってきます
これが私たちのモットーとなる子どもの未来を科学するなのです。

是非、目の前のお子様や自分自身にも目を向けて、できない事の観察をしてみてください
そこに発達のヒントが隠れていますよ

本日もお読みいただきありがとうございます。
 

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