2012年に文部科学省で実施された調査結果では、「学習面で著しい困難を示す」児童生徒の割合は4.5%と推定されています。
この結果からは、1教室に30人の児童がいた場合、教室に1人くらいの割合で学習に著しい困難を示す児童がいるということになります。
これは、実にアスペルガーの1.5%(アメリカの統計)に比べて、3倍。
さらに、年々このような児童の割合が高まっているとも言われています。
全般的知能は正常なのに、ある特定分野のみどうしても苦手というケースが多く見られます。
LD(学習障害)の子は、発達障害のなかでもおとなしく問題行動を起こさないので気づかれず取り残されてきた子どもたちです。
学習面でつまずきがみられた場合、早めの支援が必要です。
支援がうけられない場合、学習への苦手意識が強まり、自信を失い学習困難に陥るケースが少なくありません。
これらの子どもたちは、頑張りが足りないのではなく、視覚機能が不十分で学習障害に陥っているのかもしれません。
私たちの体は視覚から得られた情報をもとに動いています。普段は、意識することなくこれらの動きを行っています。この「見る」と「動く」という能力のつながりは、感覚をつなぐことで可能になります。
本来は、心身の発達にともなって「活動」の中にその機会を得て、調節していきます。
しかし、外遊びが減りゲームやスマホが普及したことにより、この感覚をつなぐ機会に恵まれない現代社会では、視覚機能が不十分なこどもが増えています。
最近の研究では、読み書き・運動能力と「見る力」との関係性が、明らかになっています。
ビジョントレーニングは「見る力」を高めることで、これらの課題を解決していくアプローチ手法です。
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